教育サービス事業の変革

大学生の頃、知り合いの弟が浪人生になった時に「自分も浪人したけど、浪人は人間のクズだと思ってしっかり勉強しろ!!」と励ました、わたちゃんです。その時は留年していて親からは「浪人より始末が悪い!!」と怒られていたのだ。(T_T)/~~~

教育サービスが転機を迎え異業種からの参入が相次いでいます。
リクルートは、高校生向けオンライン学習サービス「受験サプリ」で、「受験に、自由を。」と派手な宣伝コピーを打ち出し、経済的な理由で塾に通えない大学受験生向けに月額980円の安さを大々的に宣伝しています。
また、NTTドコモの学習サービス「ドコモゼミ」も12年に月額980円の小中学生向けコースを始めました。
文書作成ソフト大手、ジャストシステムは郵送が中心だった通信教育に新しいビジネスモデルで参入。ベネッセホールディングスの「進研ゼミ」に挑むようです。
こうした異業種の参入の背景には、
1)少子化による対象母数の減少にも関わらず有望な市場と判断している
2)その理由はデジタル化&ネットサービス化によって顧客価値の高くかつ収益性の高いビジネスモデルが可能と判断している。
という主な理由があるからでしょう。
一方迎え撃つ、既存学習サービス企業も、今までのきめ細かい指導ノウハウを活かしながら、集団指導方からVOD型へのサービスへの変革をしている企業が業績がいいようです。
まさしく、「いつ変革するんですか? 今でしょう!!」と取り組む企業が元気なのです。
こう考えると小売りでいうところの、店舗vsネット通販と同じような市場環境になってくるんですね。
そして、小売りにおける店舗の価値があるように、教育サービスにおける教室での集団指導も価値はあるはずですよね。
その価値をニッチな市場として位置付けないで、新規参入者には模倣困難な打ち手として成長のドライバーに位置付け戦略のシナリオを描けた企業が生き残っていけるような気がしてなりません。
言うのは簡単ですけどね。(^_^;)
さあ、今日もいろんな新規参入者を気にしながら、ノリノリで成長していきましょう。(^O^)