100円ショップが心配だ

100円ショップはデフレ時代の救世主だったと感心している、わたちゃんです。そしてデフレ時代の酒飲みオヤジの救世主はガード下です。

その100円ショップが攻勢に出ています。2013年度は大手4社の新規出店から退店を差し引いた店舗純増数が例年の2倍以上に増える見通しで、従来はなかった高級感のある新型店を導入し若い女性客の取り込みに成果を上げていおり、スーパーなどの値引き競争で自慢の価格優位性が薄れる中、新たな強みを打ち出し、さらに成長力を高めていくようです。
競争戦略上、企業の財務的ゴールである持続的な利益の確保のために実現する競争優位は3つしかありません。
1)顧客が支払いたいと思う価格水準を上げる
2)コストを下げる
3)無競争状態にする
そして、その競争優位が長期的に確保できるように、顧客にどんな価値をどのように提供していくかを、ストーリーのように因果関係をもって有機的かつユニークにつなげていく打ち手を考えていくのが戦略立案です。
こうして考えると、100円ショップの今後の戦略は一歩間違えると、「持続的競争優位性」と「顧客提供価値」そしてそれらを実現するための「打ち手」がバラバラになってしまう可能性があると危惧しています。
まあ、そんなの余計なお世話で、ちゃんと考えているのでしょうが。益々、今後の100円ショップに注目したいところです。
さあ、今日も変らず競争優位を維持している酒飲みオヤジの救世主を巡りに、ノリノリで街に繰り出しましょう。

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コメント: 1
  • #1

    Alesha Shah (木曜日, 02 2月 2017 11:50)


    Hi there i am kavin, its my first time to commenting anyplace, when i read this post i thought i could also create comment due to this sensible paragraph.