SWOT分析

英語は不得意ですが数文字の頭文字英語は仕事がらよく使う、わたちゃんです。でもオヤジ相手に使いすぎると「KYだ!!」と言われるので、控えています。
SWOT分析とは戦略立案の時に使用する定番のツールで、対象企業を強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) の視点で分析・評価していきます。迷走した時に基本に戻って考えを整理するにはいいですね。 でも、これも同じ要因でもどっちにもなるようなケースが多いんですよね。特に外部分析、すなわち機会と脅威なんぞ、経営者の意思でどっちでもなるんです。たとえばTPP。
一般的には自動車会社では機会で農業では脅威ですが、「よし、やったろ。日本の品質の高い農業製品を海外に売ったろやないか!!」と気合が入っている人にとっては機会になるのです。
同じような話で、靴屋の離島進出の話が有名です。
靴屋が離島に店を出そうと計画して現地調査したところ、誰も靴を履いていなくて、その島では靴を履く習慣がなく皆裸足だった。靴屋はどう思ったでしょう?
1)「あれれ、これはダメだ。店出すの止めよう!!」
2)「よし、島の全員に売れる。こんな有望な市場は無い。さっそく店だそう!!」
そして、機会ととらえ「やったろ!!」になったら機会に合わせて今の強みを活かして弱みを克服する戦略を練るのです。
まず重要なのは「やったろう」と思う気持ちですよね。
さあ、今日もいろんなSWOT分析をしながら、ノリノリでいきましょう。